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まるで海外ドラマや映画のようなゲーム7選!実在の役者、または現実にもいそうなキャラクターが登場する良質ストーリーのゲームを探している人に向けて、厳選した作品をご紹介!

2019年12月27日

今回は、様々なゲームを遊んできた私が、特に海外のドラマや映画のようなゲームだと感じた作品を7つご紹介します。ご紹介する7つのゲームすべてが、ムービーシーン豊富で心を掴まれる物語の作品だと、個人的には思っています。

さらに、本記事では本サイト運営者「きずき」個人の感じた、「面白さ」と「おすすめしやすさ」の両方を元にしたランキング形式でご紹介していきます。また、ご紹介する7作品それぞれに、私なりのあらすじ解説も載せてありますのでご参考ください。

はじめに

本記事は、本サイト運営者「きずき」個人の感想をもとに、書かれたものです。そのため、プレイ環境や考え方の違い、ゲームアップデートの影響などによっては、本記事と異なる感想を持つ場合もあるかもしれません。そういったことをご了承のうえ、ご参考ください。

また、本記事は、大きなネタバレを控えた内容となっていますが、作品の雰囲気を伝えるために物語の一部を盛り込んでお話しする部分もあります。そのため、ネタバレに敏感な人の閲覧にご注意ください。

ちなみに、本記事でご紹介する7作品は、どれも日本語に対応しています。ただし、作品によっては、日本語の吹き替え音声がなく日本語字幕でのプレイとなるものや、日本語に対応している商品と対応していない商品の両方が存在するもの、続編は日本語対応していないものもあります。

さらに、対象年齢の設定されている作品もあります。作品の購入をする際は、そういったことを含む商品の仕様を、事前に販売ページなどでよくご確認ください。

1位「デトロイト ビカムヒューマン」【Detroit: Become Human】

あらすじ

本作品の舞台の中心は、アメリカのデトロイトです。さらに、人とほとんど変わりのない外見を持つアンドロイド(ロボット)が、仕事やプライベートの中に普及している2038年を描いた物語です。

本作品内の世界において、アンドロイドは、基本、命令に忠実な機械として人間に使われています。しかし、アンドロイドの中から、人間に従わずに自分の意思で決断し行動する「変異体」と呼ばれる存在が出現するようになります。さらに、「変異体」の一部が人間に危害を加える事件を起こすようにもなります。

物語は、この「変異体」に関係する出来事を中心に展開されていきます。本作品は、そこにあるドラマを様々な者の視点から楽しむことができるゲームです。

プレイヤーが操作するのは、人間ではなくアンドロイドです。3体のアンドロイドの主人公「コナー」、「カーラ」、「マーカス」を操作し、様々な選択をします。「コナー」は警察と協力するアンドロイド、「カーラ」は貧しい家庭のアンドロイド、「マーカス」は画家の手伝いをするアンドロイドです。

プレイヤーの決断次第でストーリーはいくつにも分岐し、その結果、全く異なる結末を迎えることもあります。

プレイヤーは、 3体のアンドロイドの【生き様】を通して、「変異体とは何なのか」、「人とロボットとの関係はこのままでいいのか」、そして「ロボットにも心はあるのか」などの疑問と向き合っていきます。あなたの導き出す答えと到達する物語の結末は、一体どのようなものになるのでしょうか。

おすすめ理由 & 伝えたいこと

ゲームの新しい時代を感じさせる名作

「プレイステーション4」やパソコンで遊べる作品です。本作品をご紹介した最大の理由は、シンプルに、物語が非常に面白かったからです。

本作品の世界では、発展した技術に支えられて豊かになった部分もある一方で、アンドロイドの活躍によって職を失った人々も大勢います。特に「変異体」は、問題を起こす者もいることから好ましく思われないことも少なくありません。

しかし、「変異体」の中には、小さな子どもを危険から懸命に守ったり、人間のような感情表現をしたりする者もいて、単なる故障として片付けていいものか迷うこともあるかもしれません。

プレイヤー自体は人間ですが、操作するのはアンドロイドなので、どちらの側に立って物語を楽しむのか、それとも中立の立場で進めるのか、などを迷う瞬間もあるかと思います。どの選択をしてもドラマがあります。少なくとも私にとっては、強烈に心を揺さぶられる物語でした。

また、この世界の商品や話題となっているニュースは、本当に2038年にありそうなものばかりです。車も空を飛ぶのではなく、自動運転が普及しているくらいのテクノロジーの発展具合がまたリアルです。

ストーリーやグラフィックだけでなく、細部までこだわって作られた作品であることがうかがえます。経験するかもしれない近い未来を覗いてみたい人にもプレイしてほしい作品です。

実写と錯覚しそうなほどの高グラフィック

このゲーム内の世界は、ぱっと見、実写と錯覚しそうなほど繊細なグラフィックで表現されています。その完成度の高いグラフィックで表現される登場人物の表情があまりにも豊かで、私は、アンドロイドが小さな子どもを見て微笑む表情の奥に、思わずあたたかな感情を感じてしまいました。

プレイヤーを飽きさせない工夫が盛りだくさん

本作品には、情報やアイテムを収集する探索パートだけでなく、様々な受け答えの用意された会話を使って自分なりの物語を進める部分や、とっさの判断・操作を求められる瞬間が上手く散りばめられていて、物語の最後までプレイヤーを飽きさせない工夫の多いゲームになっています。激しいアクションや大規模な演出などによって見ごたえのあるシーンもたくさんあります。

私は、「この決断で物語の結末が変わるかもしれない」という手に汗握る瞬間に何度も遭遇し、それにより、まるで映画やドラマの進行に自ら手を加えているような感覚も得られました。様々な工夫により作品の世界に深く入り込めて、クライマックスまで夢中で楽しめたゲームです。

2位「ライフ・イズ・ストレンジ」【Life is Strange】

あらすじ

ゲームの主人公は、アメリカの田舎にある高校で、写真の勉強をする女の子「マックス・コールフィールド」です。自分に対して今一つ自信の持てない彼女が、ある時を境に不思議な力を手にします。その力は「時間を巻き戻せる」というものです。平凡かそれより控えめだった彼女の青春が、この力をきっかけに大きく変化していきます。

現実世界でもたくさんの選択肢があるように、このゲームにも「マックス」の運命を大きく左右する選択肢がたくさん出てきます。ただ私たちと違い、彼女は時間を巻き戻して選択を変えることができます。プレイヤーは「マックス」を操作して、自分の思う進みたい未来へ歩んでいきましょう。

おすすめ理由 & 伝えたいこと

色んな人に遊んでほしい作品

「PS4」や「PS3」、パソコンなど様々な機器で遊ぶことのできるアドベンチャーゲームです。アクションゲームと比較すると難しい操作が少なめなので、普段あまりゲームをしない人も取り組みやすい作品のような気がします。

様々な感情のわいてくる作品

「マックス」の周りには、いじめっ子がいたり、悩みを抱えた者がいたりします。プレイを通して色んな人間関係に触れることになります。私は本作品のプレイを通して、青春時代を思い返して懐かしい気持ちになれたり、日本とは違った海外の学校生活を少し疑似体験できたりしました。

また、本作品には、素朴な日常が進むだけでなく衝撃の出来事も起こります。これにより「マックス」は、まさにドラマといえる展開に巻き込まれることもあります。

そして、物語はエピソードで区切られています。海外ドラマみたいに、各エピソードの終わりにはスタッフロールが流れます。ゲーム内に流れる音楽も、鳥肌の立つような美しいものばかりです。

感性豊かな登場人物

「私いつもファインダー越しか窓越しに何かを見てる。見てるだけ」。「マックス」は、一見控えめな印象を与える女の子ですが、心の中ではたくさんの言葉が巡っています。そして、プレイヤーはその心の声を聞くことができます。

また、彼女は、絵やシールなどをたくさん盛り込んだ日記をつけています。その日記から、彼女が日々何を考え生活をしているのかを垣間見ることもできます。

「マックス」は、写真という芸術の勉強をしているからか、非常に感性が豊かです。私は、彼女の頭の中の言葉に共感するだけでなく「そういった考え方や感情表現もあるのか」と感心もさせられました。時間を巻き戻すという不思議な力を使ったシーンも面白いですが、登場人物の細かな心の動きにも注目して本作品を楽しんで頂きたいです。

関連作品1

別作品として、「マックス」の親友「クロエ」の過去を描いた作品「Life is Strange: Before the Storm」(ライフ・イズ・ストレンジ・ビフォア・ザ・ストーム)が存在します。

関連作品2

別作品として、「マックス」とは異なる主人公「ショーン」と彼の弟「ダニエル」の旅路を描いた作品「Life is Strange 2」、「Life is Strange 2」に関連する作品「The Awesome Adventures of Captain Spirit」(オーサム・アドベンチャーズ・オブ・キャプテン・スピリット)も存在します。

また、新たな主人公「アレックス」の運命を描いた作品「Life is Strange: True Colors」(ライフ・イズ・ストレンジ・トゥルー・カラーズ)も存在します。

3位「ヘビーレイン -心の軋むとき-」【HEAVY RAIN】

あらすじ

とある地域で起こる連続誘拐事件を中心に繰り広げられる物語です。プレイヤーは4人の主人公を操り、様々な視点から事件の真相に迫ります。

主人公は、事件の被害に遭った息子の父親「イーサン」、事件の担当となったFBI捜査官「ジェイデン」、事件に対して独自の調査を行う私立探偵「シェルビー」、外泊先で「イーサン」と出会う女性「マディソン」の4人です。

主人公たちは、事件に関わっていく中で、犯人によって肉体的に追い込まれたり命に関わる選択を迫られたりすることもあります。誘拐された子どもはどこにいるのか。犯人は誰なのか。そして、愛する息子を救うために何ができるのか。それらをプレイヤーは深く考えさせられるかもしれません。

おすすめ理由 & 伝えたいこと

強烈な刺激のある作品

「PS3」や「PS4」、パソコンで遊べるゲームです。そして、非常に重たい内容のゲームです。本作品では、一種の精神的な限界が表現されていたり、肉体的にもボロボロになっていく姿が表現されていたりします。「心をえぐるゲーム」と言われることもあるほど刺激的な作品です。

少なくとも私にとっては、観ていられないほど胸が苦しくなってくるシーンもありました。ただ、そんなシーンでの選択肢には手に汗握るものもあり、自然と物語に夢中になっている自分もいました。また、事件への恐怖と戦いながら愛する息子のために全力を尽くす父の愛に、私の心は震えました。

心の声を聞ける

「お前を救うためなら何だってやる、何だって・・・」。プレイヤーは、様々な場面で、「主人公が今何を考えているのか」という心の声を聞くこともできます。事件に巻き込まれた者の魂の叫びにはグッと来るものがあり、私はそれを聞くたびに物語に深く入り込んでいきました。

4位「ウォーキング・デッド(シーズン1)」【The Walking Dead】

あらすじ

とある罪を犯した男「リー・エヴェレット」が主人公です。物語は、彼を護送中のパトカーが事故を起こすところから始まります。

大破したパトカーから出た「リー」が目撃したものは、町中に蔓延るゾンビ(別名:ウォーカー)たちの姿でした。知らぬ間に変わってしまった恐怖の世界で、なんとか生き残ろうともがく「リー」やその仲間たちの旅を描いたゲームです。

ドラマ版「ウォーキングデッド」とはまた違った登場人物で旅をすることになります。主人公「リー」は、道中出会った「クレメンタイン」という少女を守りながら、安全な場所と彼女の両親を探しながら旅をすることになります。

旅の途中では、様々な生存者との出会いや別れを経験します。「リー」が「クレメンタイン」を守るように、他の者たちにも守るものがあったり譲れないものがあったりします。生き残るため、そして「クレメンタイン」を守るためには、何かを犠牲にしなければならない状況もあるかもしれません。プレイヤーは、過酷な環境で様々な選択を迫られます。

「リー」たちは、安全な場所を見つけることができるのか。また、「クレメンタイン」は離れ離れになった両親と再会できるのか。難しい決断を続けながら、プレイヤーが最後に到達する結末とは一体どのようなものになるでしょうか。

おすすめ理由 & 伝えたいこと

難しい決断の先にあるものとは

「PS4」、「PS3」、「PS Vita」など様々な機器で遊べるゲームです。主人公「リー」やその仲間たちの旅は、苦難の連続です。ゾンビに襲われる恐怖だけでなく、食糧難や人間同士の争いなどにも巻き込まれ、苦しい状況が続きます。

さらに、基本的には選択肢を選ぶ時間が限られているため、緊張感のある中でのプレイを強いられることもあります。また、登場人物の生死に関わる選択もたくさんあります。

少なくとも私は、甘くない本作品の展開によって、ゾンビによって荒廃した世界の恐ろしさを色んな角度から疑似体験できました。そして、そんな過酷な環境の中で深まっていく「リー」とその仲間たちとの関係に強く感動しました。

関連作品

続編として、「The Walking Dead: Season Two」、「The Walking Dead: A New Frontier」、「The Walking Dead: The Final Season」などがあります。

5位「アンティル・ドーン -惨劇の山荘-」【Until Dawn】

あらすじ

泊りがけで冬の山荘へ遊びに行った10人の若者たち。宿泊中に起きた仲間割れで山荘を飛び出した若者2人が行方不明となってしまう。

それから1年後、行方不明となった2人のことを忘れないために、そして、残された8人で楽しい休暇を過ごしたいという思いから、若者たちは同じ山荘に再び集まります。

次第に、8人以外に誰もいないはずの山荘で、他の誰かの気配を感じたり怪奇現象が多発したりするようになります。奇妙な現象はエスカレートしていき、8人のいる雪山は惨劇の舞台へと変わっていきます。

プレイヤーは様々なキャラクターの行動や発言を用意された選択肢の中から決められて、その選択次第で8人の運命は大きく変わっていきます。選択を誤るとキャラクターが命を失う場合もあります。

若者たちは生き残ることができるのか。そして、怪奇現象の正体とは。恐怖の雪山でそれらの答えを見つけましょう。

おすすめ理由 & 伝えたいこと

ドキドキの展開

「プレイステーション4」で遊べるゲームです。本作品には、身の危険を感じて震え上がる瞬間だけでなく、登場人物の大胆な行動によって「そんなことして大丈夫かな」とヒヤヒヤさせられる瞬間もたくさんあります。目を離せない展開の多い本作品に私は夢中になれました。

海外ドラマのような人間関係

8人には、海外ドラマみたいに複雑な人間関係があります。恋人同士の男女がいたり、ケンカをする者たちがいたり、互いに好意を持っているけど告白には至っていないという微妙な関係の男女もいたりします。

プレイヤーは、そんな人間関係を持ち、そして個性豊かな登場人物の物語を進めていきます。本作品には多くの選択肢があるため、誰の気持ちに寄り添ってプレイするか迷ってしまう瞬間もあるかもしれません。また、私は「この選択をしたら登場人物はどんな反応をするのかな」とワクワクしてしまうこともありました。

さらに、登場キャラクターには、海外ドラマ「ヒーローズ」でチアリーダー役を演じた「ヘイデン・パネッティーア」さんや、海外ドラマ「プリズンブレイク」でマフィアのボス「アブルッチ」を演じた「ピーター・ストーメア」さんなど有名な役者がモデルとなっている者もいます。

関連作品

関連作品として、「Until Dawn: Rush of Blood」が存在します。VRゴーグルを使ってピストルをガンガン撃つゲームです。「Until Dawn -惨劇の山荘-」とは大きる異なる内容のゲームです。

6位「ビヨンド ツーソウルズ」【BEYOND: Two Souls】

あらすじ

女性主人公「ジョディ・ホームズ」の様々な人生のワンシーンに介入していくゲームです。「ジョディ」には、他の人と大きく異なる不思議な能力があります。

その能力とは、普通の人には見えないものが見えたり、聞こえない声が聞こえたりするというものです。すでに亡くなっている人と交信できたり、過去にその場で起こったことを見れたりします。

また、彼女のそばには、普通の人から見えない霊体「エイデン」がずっといます。「ジョディ」と霊体「エイデン」は、鎖のようなもので繋がれており大きく離れることができません。霊体「エイデン」には自我があります。さらに強力な力を持っていて、人を操ったり色んな物を吹き飛ばしたりもできます。

しかし、彼女の持つ能力や霊体「エイデン」の行動により、他の人を怖がらせてしまったり望まない事態に陥ってしまう要因になったりすることもあります。その結果、彼女の人生は、尋常でないくらい過酷なものとなっています。

プレイヤーは「ジョディ」と霊体「エイデン」の両方を操作し、様々な選択肢の用意された物語を進めていきます。プレイヤーの決断次第で物語の結末も変わります。

霊体「エイデン」とは一体何なのか。そして、「ジョディ」は幸せになれるのか。「ジョディ」と霊体「エイデン」の物語から、その答えを見つけられるかもしれません。

おすすめ理由 & 伝えたいこと

海外映画のような展開や演出

「PS3」や「PS4」、パソコンで遊べるゲームです。このゲームには、繊細な心の動きだけでなく、アクション映画さながらの派手な演出や立派なステージも用意されています。手に汗握るような熱いシーン、身近な話に共感するシーン、感動的なシーンなどがたくさんあって、少なくとも私は、物語に夢中になってプレイできました。

「望んでそうなったわけじゃない!ただ外に出かけて友達を作りたいの、他のみんなと同じように!」ささやかな望みを叶えることのできない「ジョディ」を見ていて、私は何度も胸が苦しくもなりました。しかし、普通の人では切り抜けられない状況も、不思議な力のある「ジョディ」なら解決できる場合があります。

どん底を経験する彼女の姿と、過酷な状況を不思議な力と共に生き抜く彼女の姿にも、私はドラマを感じました。

ハリウッド俳優がモデルのキャラも登場

主役のモデルは、映画「インセプション」で主人公の手助けをする女学生役を演じた「エレン・ペイジ」さんです。

その他主要人物として、2002年の映画「スパイダーマン」で「ノーマン・オズボーン博士」を演じたハリウッド俳優「ウィレム・デフォー」さんモデルのキャラクターもゲーム内に登場します。

7位「クォンタム・ブレイク」【Quantum Break】

あらすじ

朝の4時に、大学で研究を行う友人「ポール・セリーン」に呼び出された「ジャック・ジョイス」。「ジャック」が大学内の研究室で見せられたものとは、なんと「ポール」が実験をしていたタイムマシンでした。「ポール」はタイムマシンの稼働実験を手伝ってもらうために「ジャック」を呼び出したのでした。

「ポール」はタイムマシンの中に入り、「ジャック」は外から稼働させようとするも、実験は失敗。実験の失敗と共に世界の時間は崩壊をはじめ、実験失敗の影響を間近で受けた「ジャック」と「ポール」は時間を操る力を得ます。

実験の失敗後、タイムマシンの扉が故障し開かなくなり、さらに、大学内には謎の特殊部隊がなだれ込んできて銃を発砲してきます。「ポール」はタイムマシンの奥へ進むことを決断。タイムマシンの外にいる「ジャック」は、銃弾から逃れるために現場を後にします。

時間を操れるようになった「ジャック」と「ポール」はその後どうなってしまうのか。そして、彼らは崩壊の進む時間を修復することができるのか。予想外の展開がプレイヤーを待っているかもしれません。

おすすめ理由 & 伝えたいこと

難解だが分かると衝撃を受けるストーリー

「Xbox One」やパソコンで遊べるゲームです。あえて言います。本作品は、難解な物語かつ、日本語への翻訳のうまくできていない箇所も一部ある海外のゲームです。しかし、本作品の物語は、少なくとも私には紹介せずにいられないほど面白く感じたものだったので本記事にて取り上げます。

本作品は、「ジャック」と「ポール」の両方をプレイして物語を進めます。物語には分岐点もあり、プレイヤーの選択によってストーリーの流れにも変化が生まれます。また、ゲームのプレイをするパートと実写ムービーを観るパートにも分かれていて、それらを交互に少しずつ進めていきます。

実写ムービーは、全部合わせると短めの映画1本分くらいの時間のある大ボリュームな内容です。さらに、普通に面白かったです。実写ムービーには、美男美女が何人も出てくる上に、見ごたえのあるカーチェイスや格闘シーンもあります。特に、プレイパートの物語と繋がる瞬間は見ものです。実写ムービーのパートは、まさに映画やドラマを観ている感覚になれる本作品の魅力の1つです。

また、本作品は難解な物語ですが、少なくとも私は、1周目に理解できる部分だけでも「面白かったなぁ」としみじみ思えるほど楽しめました。さらに2周目以降で、読めていなかった資料や1周目で選ばなかった選択肢の先に進んでみるなどしてストーリーを深掘りしていくと、単純ではない物語だからこそ味わえる衝撃の事実に出会いました。

操作も楽しい

物語だけでなくキャラクターの操作も個人的には面白かったです。時間を操りながら戦う場面は、アクションゲーム好きの私にとって、ちょうどいい操作の忙しさで、そこからも緊張感や達成感をしっかり感じることができました。

ただし、本作品には、激しいアクションやシューティングの要素があるため、慣れるまで難しく感じる人もいるかもしれません。一応、ゲーム難易度にはイージーモードが用意されています。

かっこよすぎる超能力

主人公は、色んな形で、そして、何度も時間を操ることができます。そのため、たくさんの敵に包囲されても切り抜けることができます。

主人公が時間を操るときの演出も、とってもカッコイイです。手をかざして飛んでくる弾丸の軌道を変えたり瞬間移動して敵にタックルを決めたりする主人公の姿と、能力を使った空間にひずみの生まれる演出から、「今まさに超能力を使っているんだ」という実感を得られて、私はかなりワクワクしながらプレイできました。

また、元々一般人だった主人公が、戸惑いながら超能力を開花させていく過程も、たまりませんでした。

さいごに

今回は、本サイト運営者「きずき」が、海外のドラマや映画みたいなゲームだと感じた作品を、厳選して7つご紹介しました。

人によって合う合わないもあるかとは思いますが、ご紹介した作品のプレイを通して有意義な時間を過ごせる人もいるはずです。本記事が充実したゲーム体験のきっかけになれば嬉しいです。

ちなみに、私はモニターの前に座って楽しむタイプのゲーム以外に、全身を動かして遊べるVR(仮想現実)を活用したゲームも日常的に楽しみます。楽しく運動のできるゲームも遊びの選択肢として持っていておきたいという人は、私の楽しんでいるVRゲームをご紹介したこちらの記事もご参考ください。

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